Amazon Now(アマナウ)は、食品・飲料・日用品などを注文から約30分以内で届ける即時配送サービスです。一方、一般に「アマフレ」と呼ばれるAmazon Flexの通常配送は、軽貨物車などでAmazonの荷物を届ける仕事です。主な違いは、配達する荷物・車両・仕事の時間枠です。Amazon Nowも、登録と仕事の受注にはAmazon Flexアプリを使います。
「Amazon Now配達員が気になるけれど、登録画面にはAmazon Flexと出てくる」「軽貨物の配達と同じ仕事なの?」。私も実際の稼働ではAmazon Flexアプリを使っています。この記事では、仕組み・使う車両・荷物・働く時間を比べ、自分が始めたい仕事を選ぶためのポイントを整理します。
Amazon NowとAmazon Flexの違いは?別々のサービスに登録するの?
Amazon Now(アマナウ)は、電動アシスト自転車や対象の原付で、食品・飲料・日用品などを届ける即時配送の仕事です。始めるときはAmazon Flexアプリから登録し、Amazon Nowのオファーを受けます。Amazon Now専用の別アプリへ登録するわけではありません。
比較対象となる「アマフレの通常配送」は、軽貨物車などでAmazonの荷物を運ぶ仕事です。両者の登録・受注に使う仕組みがAmazon Flexで、公式には「Amazon Now」「Amazonの通常配送」「Amazonフレッシュ」の3種類の配達業務が案内されています。
| 名称 | 配達員から見た位置づけ |
|---|---|
| Amazon Now | 電動アシスト自転車・原付で、専用の集荷拠点から食品・飲料・日用品などを届ける即時配送。登録・受注にはAmazon Flexアプリを使う |
| Amazonの通常配送 | 軽貨物車などを使ってAmazonの荷物を運ぶ。Amazon Nowとの比較で「アマフレ」と呼ばれる仕事 |
| Amazonフレッシュ | 食品・飲料や家庭用品を車で運ぶ配達業務 |
| Amazon Flex | 上記の配達業務に登録し、オファーを確認して仕事を受けるプログラム・アプリ |
公式には、アプリに表示される配達業務の種類は、利用する車両の種類によって決まると案内されています。「とりあえず別の車両で登録し、あとで自由にすべての仕事を選べる」とは考えず、最初に使う車両と希望する配達を確認してください。
出典:Amazon公式・Amazon Nowの30分配送サービス、Amazon Flex公式・配達業務の種類、登録の要件(2026年10月16日確認)。
Amazon Nowと通常配送では、車両・荷物・時間がどう違う?
Amazon NowとAmazon Flexの通常配送では、使う車両・運ぶ荷物・ブロックの長さが異なります。
| 比較項目 | Amazon Now | Amazonの通常配送 |
|---|---|---|
| 公式案内の車両 | 電動アシスト自転車・原付一種・原付二種 | 軽貨物車・軽乗用車。車両ごとの事業用要件を確認 |
| 運ぶ物 | 食品・飲料・日用品など | Amazonで注文された荷物 |
| 集荷場所 | Amazon Nowの集荷拠点 | Amazonのデリバリーステーション |
| 公式の標準ブロック | 30〜45分。筆者の確認画像には30分・35分・40分枠あり | 4〜8時間 |
| オファーの種類 | 事前にスケジュールできるオファー・即時オファー | 事前にスケジュールできるオファー |
| 受ける前の確認 | 業務の種類・時間・報酬と、指定時刻までに集荷先へ到着できるか。即時オファーでは、チェックインまでの短い猶予にも注意 | 業務の種類・時間・報酬と、指定時刻までに集荷先へ到着できるか |
上表のブロック時間は公式が示す標準的な枠です。実際の終了時刻や、集荷拠点へ向かう移動時間と同じ意味ではありません。Amazonフレッシュの標準ブロックは公式では2〜4時間で、食品を扱う点だけでAmazon Nowと同じ仕事だと判断しないようにします。
次の画面は、私が受信したAmazon Nowの35分枠のオファーです。画面上部の拠点名だけでなく、「Amazon Now」の表示と開始・終了時刻も確認できます。

私の稼働では、配達が発生せず待機だけで終わる場合、枠の終了5分前までが稼働時間でした。たとえば30分枠なら実質25分、35分枠なら30分です。配達がある場合も必ず5分前に終了するという意味ではありません。待機と実働の違いは1回の配達にかかる時間と待機時間で詳しく説明しています。
また、短い枠だから荷物も軽いとは限りません。私が運んだ物にはパン・肉・魚・卵・野菜などがあり、水やお米など重い荷物を運んだこともあります。単に「車を使わない簡単な仕事」と捉えず、荷物を安全に収納して届けられるかを考えます。

自転車・原付で始めたい人にはAmazon Nowが合う?
はい。電動アシスト自転車や対象の原付で始めたい人には、Amazon Nowが合っています。Amazonの通常配送は軽貨物車・軽乗用車を使う仕事なので、自転車・原付での稼働を考えている場合はAmazon Nowを選びます。短いブロックを組み合わせて働けるため、長時間の枠を確保しにくい人にも向いています。始める前に、使う車両が対象であることと、集荷拠点へ通えることを確認してください。
- 車両:手持ちの車両が対象か。原付は排気量だけでなく、免許・保険・車両形状も確認する
- エリア:Amazon Nowの集荷拠点まで現実的に通えるか。Amazon Flex全体の全国エリアと混同しない
- 時間:ブロックだけでなく、準備・集荷先への移動・待機・帰路も含めて予定に入れられるか
- 荷物:量や重さに対応できるバッグと固定方法を用意できるか
自分の地域で始められるかは、Amazon Now配達員の活動エリアと集荷拠点の確認方法で整理しています。
私は渋谷区・港区を中心に自転車で稼働し、Uber Eatsや出前館などと使い分けています。Amazon Nowだけに絞るよりも、その時点の現在地や条件に合う仕事を選ぶための選択肢として活用しています。自分の生活圏で同じように使えるかは、拠点やオファーの状況を見て判断する必要があります。
Amazon Nowの報酬額・平均単価を知りたい方は、保存したオファーを集計した報酬・平均単価の記事をご覧ください。提示額を短いブロック時間で割った数字だけでは、移動・待機を含む1日の実際の収入は分かりません。
Amazon Now配達員はどこから登録する?
Amazon Now配達員として始める場合も、登録に使うのはAmazon Flexアプリです。紹介特典を利用する場合は、先に紹介ページの条件を確認し、そのページに入力するメールアドレスとAmazon Flexアカウントのメールアドレスをそろえて進めます。
- Amazon Nowで稼働できる地域と、自分の車両が対象かを確認する
- 紹介特典を利用する場合は、アプリで登録を始める前に紹介リンクの条件と登録順を確認する
- Amazon Flexアプリで案内に沿ってエリア・車両を選び、本人確認などを進める
- 承認後の集荷エリア設定と、適用される特典の案内を確認して初配達を準備する
いつから働けるか予定を立てたい方は、Amazon Nowの登録から初配達までにかかる時間も確認してください。本人確認の完了と、紹介特典の案内メールの受信は別の段階です。
紹介特典も含めて始め方をまとめて確認する場合は、Amazon Now配達員の登録手順と現在の紹介特典へ進んでください。実際の入力画面は23ステップの登録ガイドで確認できます。
Amazon NowとAmazon Flexは、別々の配達アプリを選ぶ関係ではありません。Amazon Flexの中で、どの車両を使い、どの配達業務を受けるかの違いです。登録前は、自分が使う車両・通える拠点・働ける時間の3つから考えましょう。
